フィンランドのハウスヤルビ町との姉妹都市にある北海道・奈井江町では、毎年7月18日(718)を「ないえの日」と称し、その日を含む1週間に各種イベントを行っています。
イベント最終日7月20日(土)は、姉妹都市提携30周年を記念して、第1回モルック大会が開催されます。
会場では大会参加者による試合に加えて、体験ブースが設けられ、どなたでもモルックの楽しさを体験することが出来ます。
また、北欧音楽が流れる中でソーセージ・ビールなどの飲食や関連グッズの販売も予定されています。
皆さんもどうぞ、奈井江町のイベントにお越しください。
モルック大会の参加申し込みは、y.kobayashi@naie-kyousou.net(奈井江町の小林さん)
なお、道フィン協のモルック世界大会代表チームは、
奈井江町代表チームとの交流戦を続けており、今回も遠征して対戦予定です。
(文責 代表チームメンバー 渡邊政義)
フィンランドで出版された舘野泉さんの生い立ちから現在にいたるまでを描いた評伝が、日本語翻訳されて発売されました。
日本での出版は、昨年亡くなられた愛妻のマリヤさんのご希望だったそう。翻訳者は、マリヤさんのご友人でもあり、フィンランドの評伝を数多く翻訳されている五十嵐淳さん。舘野泉さんが監修に携わり、新たにご本人所有の貴重な写真などが追加掲載されているそうです。
今回、当協会の元理事で舘野泉ファンクラブ代表の雁部和子さんからのご推薦がありましたので、この場でご紹介させていただきました。ご興味のある方は、是非お読みになってはいかがでしょうか。
「奇跡のピアニスト舘野泉」
著者サリ・ラウディオ/ 翻訳 五十嵐淳 / 監修 舘野泉 / 編集 みずいろブックス
出版社 静風社
発売日 2024年6月30日
事務局 鵜殿倫子
北海道フィンランド協会の関連団体である一般財団法人北海道青少年科学文化財団(以下、財団)は、フィンランドの伝統楽器カンテレの普及を支援する目的で、このたび「荒博子さん記念カンテレ基金」を設立しました。
荒博子さんは、30年ほど前に財団事務局にお勤めされていた縁でカンテレと出会い、その後、当協会傘下の「札幌カンテレクラブ」を立ち上げ、主宰者として愛好者の拡大を図るとともに、北海道のみならず日本を代表するカンテレ奏者の一人として、その普及に大きな役割を果たしました(昨年5月ご逝去)。
財団では、荒博子さんのこれまでの功績を顕彰し、北海道におけるカンテレ愛好者の拡大など一層の普及を図る目的で当基金を設立し、関係する演奏会・講習会等の開催に要する経費の援助を行うとのことです。
本基金に関心をお持ちの方は、下記の財団ホームページをご覧ください。
また、お問い合わせ、申請お申し込みにつきましても、財団事務局宛てにお願いいたします。
一般財団法人 北海道青少年科学文化財団 http:///hokkaido-seishonen.com
(文責 協会専務理事 渡邊政義)
6月23日(日)、当別町スウェーデンヒルズにて行われた夏至祭イベントにて、スウェーデンハウスの招きによりトークゲストとして参加した山本睦子氏(当協会理事でヒンメリ作家)が、 フィンランドの暮らしについて紹介をされました。
このセミナーはスウェーデン交流センター職員のヨナス・ホルム氏と山本氏の二人が各々スウェーデンとフィンランドにおける夏や冬の過ごし方について交互に話をする形式で進められました。
この中で、ヒンメリを代表とする“冬の装飾品”については両国の間に違いがあって大変興味深かったとのこと(山本氏)。
イベント参加者からは、会場に飾られた山本氏制作のヒンメリの美しさや繊細さに対する評価と共に、フィンランドの暮らしや手仕事の素晴らしさを感じる良い機会になったとの声が聞かれました。
(以上、山本理事から報告に基づき、協会事務局が構成)