先月7月22日(木)「フィンランドに触れて旅気分 in 函館空港」が開催されました。
(朝日新聞DIGITAL:https://www.asahi.com/articles/ASP7R0HBZP7QIIPE01J.html?iref=pc_ss_date_article)
1日のスタートは、フィンランド政府観光局 沼田晃一さま(函館ご出身)からの基調講演。実は函館は、寛政5年1793年にまで遡ると、そこにはフィンランドとの繋がりがあった!というエピソードや、また最近何かと話題にあがるサウナやWell-beingなどについても、トークセッションを交えてご紹介いただきました。来場者から「今までよく知らなかったけど、今日の話を聞いてフィンランド行きたくなりました!」と声が挙がっていました。
また日本モルック協会さまから「モルック体験会」を開催いただき、代表理事 八ッ賀秀一さまからも『フィンランドの伝統的スポーツ”モルック”の魅力と楽しみ方』についてお話を伺えました。将来的にはオリンピック競技としてできたら…という熱い想いも語られました。親子でご参加いただく方々も多く、老若男女障がいの有無に区別なく、誰もが楽しめるスポーツであることを、何よりもご来場の皆さんにお伝えできたんじゃないかと思います。オリパラの区別なく実施できるかもしれないモルックは、今後も目が離せませんよね。
そしてメディア関係が一番注目していたのが、展望デッキでのテントサウナ。飛行機の離発着を眺めながら、テントサウナと水風呂が楽しめるよう設営されており、なんと発売開始二日で完売するほどの盛況ぶりでした。空港展望デッキでのサウナが日本初の試みとして聞きつけたサウナ好きが、道外からもわざわざこの日のために駆けつけるほどでした。こちらは、地域活性化に取り組む株式会社ハコダテライカモンさまによる企画・運営。まさしく「協業」でこのような開催ができたことで、コロナ禍の中で未来への希望を感じられるものとなりました。
北海道フィンランド協会・函館フィンランド協会としても、フィンランド民族衣装・生活雑貨・書籍・ムーミングッズ・工芸品等々の装飾展示で協力させていただきました。展示会場は一気にフィンランドと化し、フィンランド好きの来場者が楽しんで写真を撮ってくださっているのが嬉しかったです。
最後に、ご来場いただいたフィンランドにお心を寄せていただいた皆様、共催・協力で関わっていただいた企業・団体組織の皆様、またフィンランド協会関係者の方々、本当にありがとうございました。まだ悩ましい日々はもう少し続きそうですが、今後も繋がって広がっていけたら嬉しいです。
※イベント開催にあたっては、各空港の感染症防止対策の取り組みおよび「新北海道スタイル」に基づく感染症防止対策を遵守したうえで実施いたしました。
************
共 催: 株式会社ハコダテミライカモン、フィンランド政府観光局、一般社団法人日本モルック協会
協 力:北海道フィンランド協会、函館フィンランド協会、函館空港ビルデング株式会社
北海道フィンランド協会専務理事 柴田 哲史