北海道フィンランド協会

北海道フィンランド協会

HOKKAIDON SUOMI-SEURA

2021年独立記念日祝賀会をリアル開催!

年の瀬が押し迫る11月23日、2年ぶりに祝賀会を開催いたしました。コロナのため長らくリアルの集まりができなかったのですが、緊急事態も解除され、ワクチン接種も済み、発症者も激減している状態が続いていたので、思い切ってリアル開催いたしました。それでも入場に際しては体温チェックと手指消毒、さらに各席にパーテーションを設け、料理は個別配膳する等々、万全の対策を採っての開催でした。

北海道フィンランド協会 柴田龍会長

参加者は柴田龍会長を始めとして42名と例年より少なめでしたが、フィンランド留学生7名も交え、皆さん久しぶりに会話を楽しんでいただけたと思います。カンテレによるフィンランド国歌演奏、プレゼント交換も楽しみ、きっかり2時間で幕を閉じさせていただきました。では皆さま、よいお年を。

 

北海道フィンランド協会専務理事 柴田 哲史

日本最北に在住のフィンランド人による「フィンランドを知ろう」in枝幸町

道北の枝幸町在住で同町と浜頓別町の英語指導助手として活躍しているアルミ・ヘンリクソンさんのフィンランド講座他、フィンランドに親しむイベントが、12月11日枝幸町子育てサポート拠点施設「にじの森」で行われます。北海道フィンランド協会もフィンランド関連の写真パネルや物品の貸し出しで協力しています。主催者代表の村山さんによると、9月にイベント第一弾として、ヘルシンキのギフトショップ「ノルディス」さんから取り寄せた雑貨類を販売し、大変喜ばれたそうです。

町民向けのイベントですが、町外からの参加も歓迎してくれると思います。アルミさんのフィンランド講座につき、チラシ中下の申込先に枝幸町の市外局番が抜けていますが、0163-64-7717が問い合わせ先となります。

 協会専務理事(フィンランド語講座担当)水本秀明

北欧アイスランドにおける男女平等の取り組みに関するオンラインセミナー

北海道フィンランド協会とも縁の深い、北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)より北欧アイスランドの男女平等の取り組みにつきオンラインセミナーのお知らせが来ています。 この分野にご興味のある方、奮ってご参加ください。

 協会専務理事(フィンランド語講座担当)水本秀明

 


[主催者HIECCからのご案内抜粋]
この度ご案内申し上げます国際理解講演会は、テーマを「アイスランドにおける男女平等の取り組みに学ぶ」としまして、12年連続「ジェンダー平等」世界一の同国から基調講演(1)をいただき、後半では国内の識者を交えてディスカッション等(2)を行い、参加者の皆さんでジェンダーバランスについて学びたいと考えております。

(1)【基調講演】(インタビュー形式を事前収録) アイスランド女性権利協会事務局長 ブリュンヒルドゥル・ヘイダル・オグ・オゥマルスディットル氏
※内閣府、朝日新聞社ほか主催の多数の講演実績を持つ。

(2)【ディスカッション等】(オンライン参加) NPO法人Dialogue for People所属フォトジャーナリスト 安田 菜津紀 氏
※国内外取材やTBS「サンデーモーニング」コメンテーターとして活躍中。

  1. 開催日時 令和3年12月3日(金)15:00~17:00
  2. 参加方法 オンライン視聴(Zoomウェビナー)
  3. 申込方法 別紙チラシの申込方法欄のURLまたは2次元コードより参加登録をお願いいたします。
         申込URL: https://bit.ly/30954eB
         開催日の前日までにZoom-URLをご連絡申し上げます。
  4. 主  催 北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)
  5. 後  援 北海道、毎日新聞社北海道支社、北海道新聞社(予定)

【無料バーチャルツアー】週末☆オン旅ショッピング♪inヘルシンキ♯6

ヘルシンキのカンピ地区にある四つ星ホテル「オリジナル ソコス プレジデンティ」にあり、いつも優しい笑顔で日本人旅行客をホッとさせてくれる強い味方のお土産屋さん『ノルディス』が月に一度、『毎月第1金曜日の20:00~20:45(日本時間)は、お家で楽しく北欧時間♪』と題して、旅行会社フィンツアーとコラボするオンライン旅のお知らせです。

★12月のHAPPYオン旅は3日(金曜日)です。20時になったらオンラインでヘルシンキへ出発!★

フィンランドの季節を感じられるもの、今流行っているもの、そしていつでも置いておきたい定番のものなど、おススメの雑貨や食材・・・そして、毎月異なるテーマでフィンランドのプチ情報が現地から紹介されます。
楽しみにされている方も多い「教えてノルディスさん!フィンランドあれこれ企画」12月のテーマは、『フィンランドの民族楽器カンテレでクリスマスLIVE♪』です。

カンテレ(kantele)について、wikipediaには『カンテレはフィンランドの民族楽器の一つで、ツィター属に属する撥弦楽器の一種である。フィンランドの国民的叙事詩である『カレワラ』の中で、老賢者ワイナミョイネンがカンテレを開発したことになっているため、フィンランドでは民族意識の象徴として扱われることも多い。5弦から40弦まで、用途に応じ、異なる数の弦が張られた楽器を使い分ける。なお、カンテレの外見は様々であるが、一部範疇の弦数の場合の形状は他の諸外国の楽器に近似する場合(持ち運び出来る大きさで弦数の多い物は例えば日本の琴に似る場合がある等)がある。』と書かれており、日本では、1978年に第16回 ヤマハポピュラーソングコンテストにて夫婦デュオである季節風の「黒い鷲とカンテレ」が優秀曲賞を受賞。カンテレを奏しながらの歌唱ではないものの楽器の紹介のきっかけとなりました。
1980年代後半にフィンランドに留学していた北海道大学学生よりカンテレが日本に持ち込まれてからは、愛好する人が徐々に増え、フィンランドからカンテレ奏者を招いてワークショップが開催されたり、日本各地(主に東京と札幌)でカンテレの講座が開かれ始めたという経緯があります。加えて、2008年5月には日本カンテレ友の会が発足、同年より札幌創成高等学校でも音楽の授業の中で取り上げられ始めました。
また、アニメ映画『ガールズ&パンツァー劇場版』の作中において継続高校の生徒ミカの愛用楽器として登場し、フィンランド語講座受講生でフィンランドの伝統楽器「カンテレ」の演奏者・コンポーザーのあらひろこさんの演奏による「Sakkijarven polkka」が作中BGMとして使用されたこともあり、身近にカンテレを感じている方、実際にカンテレに触れたことのある方、演奏会などで積極的に活動されている方が増えている楽器です。
もちろんカンテレ初めましての方には実際の演奏が聴ける絶好の機会になりますので、素敵な音色を楽しみにぜひご参加ください♪各地からヘルシンキへの直行便再開で次のフィンランド旅の計画を立てている方にはもってこいのBGMになりますよ。カンテレに興味の出た方、フィンランド語講座旧受講生で長年カンテレ奏者・指導者としてご活躍されている佐藤美津子さんの「カンテレワンポイントレッスン」もYouTubeで公開中ですので、こちらもぜひ。

そして、今回もクリスマス商品がたーーーーっくさん紹介されるようですので、こちらも必見です!



クリスマスが待ち遠しくなるアドベントカレンダーは、12月1日から毎日1窓ずつオープンしていきます♪

Zoomを使える環境であれば北欧ファンの方でも北欧を知らない方でも、どなたでも無料で参加可能ですが、参加を希望される方が多い場合は期日を待たずに締め切ってしまう可能性もありますので、ご興味がありましたらお早めにご予約をお済ませください。 
→→→ https://finnlivetour-nordis6.peatix.com/

※Peatixからチケットを購入後、自動返信メールを受け取った時点で予約完了となりますので、ワクワクして当日までお待ちください♪

また、ツアーで紹介される商品はオンラインでご購入いただけます。事前に確認して、気になったものがあればツアー中の質問コーナーにて、画像でわかりにくかったことや使い方、そしてお菓子の味などのさまざまな疑問を解決できますので、気になる商品を事前に予習しておくのも楽しみの一つとして、おススメです。
『ノルディス』を知っておきたい方は、こちらからどうぞ。
→→→ https://friend.nordishelsinki.fi/

 

(情報提供:フィンランド語講座金曜上級サークル受講生 平松・大西)

【報告レポート】イベント「みんな大好き!マリメッコ」

令和3年11月3日(水)に今年設立70年を迎えたフィンランドを代表するテキスタイルブランド、マリメッコを“勝手に”お祝い!する会が札幌で開かれたので、私は運営メンバーとして参加しました。
運営スタッフは合計11名。私は春先に運営メンバー募集のチラシをもらい、マリメッコ好きとして参加したい!という気持ちもありましたが、それ以上に協会メンバーの方ともっと仲良くなりたい!という思いでメンバーに応募しました。なぜなら私は札幌から少し離れた場所に住んでいるので、今まで語学講座生という形以外、フィンランド協会の皆さんと関わる機会がなかったからです。
今回私は現地入りをすることができましたが、打ち合わせからオンラインで参加することができたり、当日も遠方から参加してもらえたり・・・そういった気軽に参加できる機会をいただけたことを大変嬉しく思いました。

実はこの企画、山本睦子常任理事と伊藤千織理事の2年越しの企画ということで、会員間の交流促進も目的の一つとされていたようです。お2人の熱いが伝わり、メンバーそれぞれが得意分野で協力し、素晴らしいチームワークで運営ができました。そして、伊藤さんのお話は本当に興味深い貴重なもので、ずっと聞いていたい、色んな人に聞いてもらいたい、そんな素敵な内容にあふれていました。

コロナウィルス感染拡大と共に時代は大きく変わり、様々な制約が生まれた昨今でしたが、ご存じの通りテクノロジーのメリットを生かした新たな可能性が生まれました。
そして今回のイベントでも、居住地問わず参加者同士が交流できる素晴らしさ、また1人1人の力が合わさることでより素晴らしいものができることを肌で感じることができました。

 

北海道フィンランド協会の可能性は無限大です。多くの方が様々なご縁で入会した北海道フィンランド協会。今後更に会員の方同士が気軽にフィンランド好きの仲間として楽しみ、交流できるきっかけができると嬉しいです。フィンランドと日本の交流促進に向けて、私も出来ることで協力していきたいと思います。山本さん、伊藤さん、今回素敵な企画を立ててくださり、本当にありがとうございました。

 

北海道フィンランド協会会員(イベントスタッフメンバー)中岡 紗恵子