フィンランドの最新コロナ事情
駐日フィンランド大使館さまからニュースレターが届きました。
そのなかから「フィンランドの最新コロナ事情」の記事を皆さまにご紹介します(掲載許可済み)。
その後新たな動きがあり、フィンランド政府は公共交通機関などでのマスク着用を要請すると発表しました。
コロナウイルスへの各国の対応の違いが興味深いですね。
【フィンランドの最新コロナ事情】(大使館ニュースレターより)
フィンランドの新型コロナウイルスをめぐる状況は比較的落ち着いています。フィンランド国内の感染者数は7月29日16 :20(フィンランド時間)時点で7,414名、コロナ関連死亡者数は329名。集中治療が必要な重症患者はいません。7月27日からは、シェンゲン協定加盟国のいくつか、また日本を含む非加盟の数カ国からも入国制限を緩和しています。フィンランド政府は保健医療当局の基準に基づき約2週間ごとに状況を見直し、入国制限・解除の対象国を調整していく予定です。
現在のフィンランドは、ニューノーマルの生活様式で動きはじめています。レストランやバー、ショップやその他公共施設は、ソーシャルディスタンスや手の消毒など感染症対策を導入した上で営業しています。テラス席での飲食を好む人々が増え、ヘルシンキ大聖堂を眺められる元老院広場のオープンテラスはとくに人気を集めています。フィンランド人の多くは自粛生活を徐々に解除しつつ、安全対策を注意深く守りながら行動しています。夏休みシーズン真っ盛りの今は、他人との社会的距離を取るのも容易。森の中で暮らすサマーコテージの需要が増加し、静かで美しい夏の自然を満喫するフィンランド人がさらに増えています。
関連サイト
フィンランド国境警備
THL国立健康福祉センター(最新の感染者数などを掲載)
Visit Finland (フィンランド政府観光局)渡航情報
文責:協会ホームページ担当 片瀬 昌代