北海道フィンランド協会

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HOKKAIDON SUOMI-SEURA

【フィンランド語学講座】Web会議ツール(Zoom)を使用し順次再開の予定

5月(toukokuu「種蒔き月」)に入りましたが、皆さんそれぞれに生活面でのご苦労があり、環境変化への適応を強いられていることと察します。

当協会のフィンランド語講座運営責任者として、現在のコロナウイルス感染状況と終息の見通しが見えてこない現況を踏まえ、まずは私自身が自分の担当授業再開に関して大きく舵を切ることを決めました。
Web会議ツール(Zoom)を使っての授業再開です(詳細は語学講座のサイトでご確認ください)。
受講者の中には、趣味として勉強しているフィンランド語学習再開にまで考えを及ぼす余裕がない、あるいは、この新しい試みにはついていけない、という方もきっとおられることと思います。そのような方はどうぞ遠慮なくお申し出ください。
フィンランド(語) が気になる存在でいてくれる限りは、いつかまた対面授業が再開された日には喜んで授業にお迎えします。友好協会の語学講座ですから、対面での和気藹々とした雰囲気の中で、できればフィンランド人ゲストも迎えながら授業を進めていく、というのが本来のスタイルだと私は考えていますので。

Web会議ツールを使っての授業再開にはもちろん多くの障害があります。
たとえば:
1  パソコン・タブレット・スマホを使える環境にない方は参加できない
2  環境は整っているが、ご家族の在宅勤務やお子さんの自宅待機で落ち着いて勉強できる環境が作りづらい
3  Web会議ツールのインストールや使い方がわからない
4  Web会議ツールを使うことの不安(セキュリティ面など)
5  授業内容が教師→生徒への一方的な配信になるのではないかという懸念などがあり、

一方遠隔授業によって:
1  札幌圏以外の協会員も参加が可能
2  授業内容を録音できるので、欠席者向けに「見逃し配信」的なことが可能になる
3  遠隔授業へももちろんフィンランド人は招待できるので、可能な限り招待に努めるつもり(現在、日本語が堪能な一部のフィンランド人以外はアルバイトは全くない状態だが、授業へ来訪してくれたゲストへは以前の対面授業同様、些少の謝礼を差し上げることができる)といったメリットもあります。

このような点を考慮、また、皆が安心して行える対面授業の再開は当面難しいと判断し、今回の措置に至りました。
語学講座受講者、関係者の皆さんにおかれましては、Web会議ツールを使用した授業再開についてのご意見・ご質問など、どうぞ奮って小生までお寄せください。
順調にテストが進めば、当初対面授業再開予定の6月第1週より早く、たとえば5月最終週からの今年度授業開始も可能かと思います。
では多くの皆さんとまずは画面上での再開を期して!


北海道フィンランド協会専務理事(語学講座担当) 水本 秀明

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