北海道フィンランド協会

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HOKKAIDON SUOMI-SEURA

モイ フィンランド 開催報告「カルシッコ」講演会パート2

モイ フィンランド 開催報告「カルシッコ」講演会パート2
〜於:スカーツスタジオ1 11月8日(土)13時30分〜15時

待望の「死者のカルシッコ フィンランドの樹木と人の人類学」講話を北大文学研究院文化人類学研究室助教の田中佑実先生をお招きして開催いたしました。
前日の夜、数時間で市内には12cmの積雪が降りました。その雪を一気に溶かすような勢いのある、ホットなお話しを伺うことができました。
田中先生のご研究は、フィンランドの新聞に大きく取り上げられて、またマスコミからも取材され、フィンランド人からも注目されています。
なぜなら、フィンランドでも「カルシッコ」について知らない人が多いからです。「カルシッコ」そのものが風化したり、その樹木が伐採されたりしているなか、また文化や風習が風化されているなか、田中先生は、フィンランドに滞在しフィールドワークから「カルシッコ」について研究されています。
田中佑実先生のすごいところは、「カルシッコ」を継続されているフィンランド人を探して、全く面識のないそのフィンランド人にメールし、そして尋ねて行って情報収集する。さらに、森に出かけて行って実物を見て肌て感じて研究をしているところです。
ですから、暮らしや人々の想い、自然との深い繋がりについて、聞いている私たちに、生の声が伝わって来ます。
どの国でも同様かもしれませんが、どんなに良い文化や風習でも、年月と共に風化されることはあります。樹木に刻まれたカルシッコは、悲しいかな森の整地のため伐採されることも多いそうです。
世界で一番幸せな国、森の国フィンランドのかつてからの風習に触れ、田中佑実先生の柔らかな語り口が爽やかな森の風のように感じ、まさに森林浴の感覚になりました。会場対面参加された方も、各地からオンライン参加された方も同様の感覚になったのではないでしょうか。
お忙しい中、再度の講話をお願いし、ご快諾いただきました先生に改めましてお礼申し上げます。

「カルシッコ」について興味を持たれた方は、先生執筆の書籍やテキストがございますので、北海道フィンランド協会までお問い合わせください。
(当協会はフィンランドに関わる講習やスポーツ、文化交流会を企画しております)

北海道フィンランド協会 白井紀代美

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