北海道フィンランド協会

北海道フィンランド協会

HOKKAIDON SUOMI-SEURA

平成23年度 第1回北極文学会 第4回北方圏講座

2012年2月3日(金)開催

第4回北方圏講座ポスター

第4回北方圏講座ポスター(PDFファイル)

“どこにもない国に生きた エディス・セーデルグラン- フィンランド・スウェーデンの薄命の女流詩人”
講演者:三瓶 恵子

  • 参加無料
  • 日時:2012年2月3日(金)18時〜20時
  • 場所:北海道大学・遠友学舎
    札幌市北区北18条西5丁目
  • 定員:先着50 名
  • 申込:rch@hiecc.or.jp

北海道フィンランド協会が共催しているイベントです。



今回は、スウェーデンのストックホルム在住の三瓶 恵子氏をお招きして、「どこにもない国に生きた エディス・セーデルグラン:フィンランド・スウェーデンの薄命の女流詩人 」についてお話を伺います。

三瓶恵子氏は1952年にお生まれになり、1982年お茶の水女子大学大学院 博士課程を中退(教育学修士)。日本貿易振興機構(ジェトロ)ストックホルム勤務後、 現在はビジネス・コンサルタント(KEI International代表)としてご 活躍中です。主な著書に「ピッピの生みの親 アストリッド・リンドグレーン」(岩波書店)、「スウェーデン右往左往」(日本貿易振興会)、「スウェーデンハンドブック」(共著、早稲田大学出版部)、「どこにもない国」(富山房)などがあります。

エディス・セーデルグラン(1892年〜1923年)はスウェーデン系のフィンランドの国民的詩人である。

「エディスが生きたライヴォラ村(現・ロシア・カレリア)は、戦争で何もかもが焼き尽くされてしまった。どこにもない国に生きた詩人のどこにもない国は、今も、どこにもない。100年の時を越え、北欧の地から響く詩人の言葉に、少しの時間を委ねたい。」


どこにもない国どこにもない国
フィンランドの詩人エディス・セーデルグラン(1892-1923)評伝・越境する魂
出版社 冨山房 三瓶恵子著


北方圏講座会場地図

より大きな地図で 第4回北方圏講座会場 を表示

主催
フィンランドセンター北海道事務所
公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)
共催
北海道フィンランド協会
財団法人 スウェーデン交流センター
北海道スウェーデン協会

フィンランド料理講習会のお知らせ

北海道フィンランド協会では、マルティナ・テュリセヴァさんを招いて、フィンランド料理の講習会を北海道国際交流・協力総合センター(旧・(社)北方圏センター)との共催により下記の通り開催いたします。

皆様がお家でも簡単に作ることができ、ご家族の方々にも喜んでいただけるフィンランドの家庭料理を学びます。

是非、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

■日 時:平成24年2月4日(土) 11:00~13:30

                      (受付 10:40~11:00)

■会 場:札幌市男女共同参画センタ- 札幌エルプラザ内4F料理実習室

■講 師:Martina  Tyrisevä(マルティナ・テュリセヴァ)

       (フィンランドセンター 北海道事務所 所長)

■会 費:一般1,500円、協会会員1,200円 当日会場受付にて

■メニュ-: 1. 海老とアボカドのカクテル

        2. 鮭のクリームソースオーブン焼き

        3. ブルーベリーパイ

 ■申込み・お問い合わせ

    〒064-0809 札幌市中央区南9条西3丁目パ-クビル4F

          北海道フィンランド協会事務局

          ☎:011-788-2011 fax 011-788-2211 

■申込み方法:はがき又はファックスでお申込みください

       参加する方全員の氏名・住所・連絡先を明記してください。

       尚、電話での申し込みも可。

■締切日:1月26日(木)(定員になり次第締め切らせていただきます。)

■定員:30名

フィンランド語講座恒例「合同クリスマス会」

チェコ式クリスマス今年はフィンランド音楽をカバーしていたミュージシャンの方がチェコ出身の美人婚約者を連れて参加してくれました。
早速チェコ式クリスマスの紹介です。クルミの殻にローソクを立てて火をつけ、これを水に浮かべる。(写真参照)
洗面器を使ったのでちょっと風情はないが、ガラスの器や陶器ならおしゃれな感じになるのでは。

 
パーティーの飲食物パーティーの飲食物は皆が持ち寄ったもの。美味しいものばかりでお腹も満足。
今回もたくさんの方々と話すことができ、楽しい会でした。

フィンランド1日大学2011のご報告

11月3日フィンランド1日大学2011が行われました。
かでる2・7会場で行われた各セミナーについてご報告します。

「デザインセミナー」講座

「世界に発信するデザイン」

講師 伊藤千織さん
第一部は、フィンランドのデザインについて多くの画像をスクリーンに映しながら紹介していました。建築、家具、照明、食器、テキスタイル、携帯電話までの優れた作品と建築家サーリネン、アルバ・アールトに始まるアーティストについて時系列で紹介してくれました。聴講生にはデザインやアートを勉強してる学生さんや、住空間への関心が強い女性の方々が多く、熱心にメモを取りながらお話に聞き入っていました。
第二部は、グループに分かれてワークショップ形式で、チームごとに輸入雑貨店のバイヤーという設定で行いました。まず、フィンランド商品の販売イベント「フィンランドデザイン・フェア」を企画し、商品群を決める。そして、イベントのコンセプトを表現したキャッチフレーズを考えるというものです。フィンランドの優れたデザインの商品を印刷したカードを配り、その中から各チームが話し合いながら楽しく進めていました。
伊藤さんもチームの進行に楽しいアドバイスを出すなどして、皆さんの積極的な発言をうながし、とても創造性に富んだセミナーでした。


「ムーミンと学ぼう!フィンランド語」講座

「ムーミンと学ぼう!フィンランド語」

ムーミンの物語を題材に、他の国の言語と異なるフィンランド語の響きを聴き比べたり、基本のあいさつなどを練習しました。
4班に分かれたレッスンでは、フィンランド語を使った神経衰弱ゲームで真剣に盛り上がるグループもありました。


「現代に生きるクラシック音楽」講座

「現代に生きるクラシック音楽」

フィンランドではどのように音楽家、作曲家を育てているか。音楽教育の現場からフィンランドと日本の違いを具体的な例をあげながら解説していただきました。
もちろん素敵な生演奏付き。
講師は、クラリネット奏者の井上幸子さん、ヴァイオリン奏者の山本聖子さん、カンテレ奏者の Eva Alkula さん。


「暮らしに根づく北方スポーツ」講座

「暮らしに根づく北方スポーツ」

元女子スキージャンパーの山田いずみさん、ノルディックウォーキングを指導する藤田隆明さん、土屋ホームジャンプチームを指導するヤンネ・バータイネンさん、アイスホッケー国際審判のキモ・ホッカネンさんから、スポーツに関するお話を伺いました。ちなみにフィンランドには女子スキージャンパーがいないそうです。なぜなら皆アイスホッケーに鞍替えしてしまったから。


「フィンランドの魅力を訪ねる」講座

「フィンランドの魅力を訪ねる」

フィンランドセンター北海道のエミリアさんとラリッサさんが担当しました。フィンランド各地の魅力を映像とYouTubeの動画で紹介し、軽妙な語り口が時に笑いを誘う、大変和やかな雰囲気の分科会でした。
質疑応答ではさまざまな内容の質問が飛び出し、参加者のフィンランドに対する興味の深さが伺えました。


「5弦カンテレ・ワークショップ」講座

「5弦カンテレ・ワークショップ」

フィンランドの民族楽器カンテレ。今回は初心者を対象にした5弦カンテレの演奏指導が行われました。
講師のカンテレ奏者 Eva Alkula さんに、北海道フィンランド協会役員の佐藤美津子さん、荒博子さんも加わり、わかりやすく丁寧な指導が好評でした。

フィンランド1日大学セミナー紹介

フィンランド1日大学開講まであと数日となりました。
今回はかでる会場のセミナー「暮らしに根づく北方スポーツ」についてご紹介します。

このセミナーでは、北方圏諸国の生活に根ざしたスポーツに造詣が深い速水修さんをコーディネーターにお招きし「暮らしに根づく北方スポーツ」をテーマとして取り上げます。
選手の技術力向上・育成は勿論、スポーツ全般のプロモートを多角的に探求し一般市民もスポーツを楽しむことの出来る環境はどうあるべきか を、2008年度まで女子ジャンプ選手の山田いずみさん、市民対象の指導育成(クロスカントリースキー・ノルディックウォーキング)に取り組んでおられる藤田隆明さんの2人の方々をパネリストに迎え、テーマから学ぶ、技術力向上並びに普及振興策について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

パネリスト紹介

山田いずみさん
元スキージャンパー。
日本女子スキージャンパーの草分け。世界大会コンチネンタルカップ(2008)で日本女子初の優勝、国内では引退試合(2009)を優勝で飾るなど圧倒的な強さで惜しまれつつ引退。女子ジャンプ陣の育成並びにプロモーション活動に大きな期待が望まれる

藤田隆明さん
大滝ノルディックウォーキング協会専務理事。
2000年5月、国内最初の協会を立ち上げた中心人物。旧大滝村在職時、歩くスキーの国際スキーマラソン大会を今年まで20回開催、道内はもとより全国からも愛好者が集い、高い評価を得ている事業です。大滝が夏冬を通じクロスカントリーの里と呼ばれているゆえんです。

第2部 B セミナー「暮らしに根づく北方スポーツ」

  • 日時:2011年11月3日(祝日)15:00から16:30
  • 会場:かでる2・7 1050号室(札幌市中央区北2条西7丁目)
  • 参加:無料

お問い合わせ

  • 北海道フィンランド協会:〒064-0809
    札幌市中央区南9条西3丁目パークビル4F
  • TEL:011-788-2011
  • FAX:011-788-2211
  • Mail:finland.ho@tune.ocn.ne.jp